
2011年12月05日

世帯数の減少、とりわけ住宅の一次取得層(初めて住宅を購入)の世帯数減少は著しく、
今後の住宅着工も比例して減少傾向になると予想されます。
ストック住宅(既存住宅)の賢い利用が求められています。
【10月住宅着工は5.8%減、2カ月連続減で年率77万戸に】
国土交通省の調査によると、10月の住宅着工戸数は、前年同月比5.8%減の6万7273戸だった。
2カ月連続の減少で、10月としては過去2番目の水準。季節要因を調整した年率値は77.4万戸。
2カ月連続の70万戸台となった。これについて、国交省は「8月までは持ち直しの動きが見られたが、
厳しい雇用、所得環境などにより低い水準となっている」と話している。
利用関係別に見ると、持家、分譲戸建て、貸家は前年同月比で2カ月連続の減少。
持家は前年同月比8.1%減の2万5581戸、分譲戸建ては同1.2%減の9530戸、貸家は同8.9%減の
2万2904戸だった。特に貸家は、10月として過去最低の水準だった。一方、分譲マンションは、
同7.5%増の8775戸。2カ月ぶりに増加した。
(R.E.port 2011.11.30 )
2011年12月02日

【フラット35最低金利、2ヵ月連続の上昇/住宅金融支援機構】
(独)住宅金融支援機構は2日、2011年12月の「フラット35」の適用金利を発表した。
金利水準は、借入期間21年以上35年以下の金利幅が2.210(対前月比0.010ポイントアップ)~3.200%(前月と変わらず)で、取扱金融機関が提供する金利で最も多いのは2.210%。
最低金利は2ヵ月連続で上昇した。
また、20年以下の金利幅は、1.920(同0.010ポイントアップ)~3.200%(前月と変わらず)で、
最も多い金利は1.920%。
最低金利は2ヵ月連続の上昇。
なお、フラット35保証型の金利は2.430%。フラット50の金利は2.920~3.670%となった。
(独)住宅金融支援機構