
2011年07月14日
安心・確実・有利な中古売買を望む人のために生まれた仲介新方式
(2011/07/14 週刊ダイヤモンド別冊「極上中古を探せ!」)
【この記事はPDFでもご確認いただけます】
本格的な「中古の時代」に突入し、今後ますます中古住宅売買が増えると目されるなか、円滑な個人間取引に向け、買う人が安心・安全を確保しながら、金銭的にも有利な条件で取引きできることを目指して生まれた仕組みが、リニュアル仲介。これから中古購入をと考える人は、その内容に着目してほしい。
リニュアル仲介と普通の仲介との違い
不動産という大きな買い物を、一生に何度も経験する人はそう多くない。たいていの人が初めてか、二度目の経験となる。だから「最近はリニュアル仲介という新しい仕組みができた」と聞かされても、何が新しいのかピンとこないかもしれない。
そんなときはまず、一般的な仲介を行う不動産会社が、どんなサービスを提供しているか考えてみよう。たくさんの物件を紹介してくれる……。イメージしてみても、その先のサービスまで想像がつきにくい。
「実はそこが重要なのです。構造がしっかりとして安全・安心が確保された既存(中古)住宅を、安く手に入れ、自由にリフォームして、資産価値を高める。そのためにはいくつものステップアップが必要です」と語るのは、全国に広がるリニュアル仲介ネットワークの本部を務めるエイム代表取締役の西生建氏。
西生氏は日本木造住宅耐震補強事業者協同組合常務理事も務め、日本の住宅建築と流通事情に詳しい。これまで中古取得の広がりの阻害要因であった、費用面、安心・安全面、保証面のネックを一挙に解決する新しい仕組みを考え、整備していった。それがリニュアル仲介だ。
「物件とリフォームの代金をまるごと、住宅ローンでまかなう仕組みです。高金利のリフォームローンを使わずにすむので、求めやすい価格で、耐震改修の上耐震性能を確保し、まるで注文住宅のように自由なリフォームを施した住宅を手に入れやすくなりました」(西生氏)
さらには優遇税制等が受けられる諸手続きを行い、無料建物調査(インスペクション)を実施、瑕疵保険をかけ、完成後も5年間定期点検して、住宅履歴を残していく。
仲介という名は同じでも、手がける仕事んお範囲が極めて広範で手厚いのが、リニュアル仲介の特色なのである。
同じ物件なのに支払総額が少なくなる
リニュアル仲介のメリットは、左図(PDF参照)のようにいくつもあるが、ことに利便性が高く感じられるのは、やはり「購入費用とリフォーム代金の一本化」だろう。
「たとえば2800万円の物件を購入、500万円のリフォームを行うとすると、費用は合計で3300万円。これを住宅ローン(35年、固定金利3.420%)とリフォームローン(10年、固定金利5.475%)の併用でまかなうと、最終的な支払総額は5455万円になります。ところがリニュアル仲介を利用しフラット35S(35年、当初10年は金利1.410%、11年目以降2.410%)を使えば、総額は4548万円。なんと、トータルで907万円も安くなるのです。この差は大きいですよ」(西生氏)
フラット35を利用するには、適合証明などいくつものステップが必要だが、それらをワンストップでまかせられる。そもそも、フラット35が使えそうな物件選びから、適合証明が取れる性能確保に向けたリフォームまで、全面支援してくれるのだ。これは、他に類を見ないサービスといえるだろう。
「おカネの面でも、サービス面も、消費者の方々はリニュアル仲介を知れば、必ず利用したいと思うはず」と西生氏は自信をのぞかせる。
物件自体は、購入者が自分で探してもよく、参加の不動産会社を利用してもいい。押し付けはなく、自由に選べるのも魅力。
物件を打って手数料を得るビジネスモデルではなく、付加価値付きの仲介サービス提供自体を主眼とするのがリニュアル仲介。中古購入の力強い味方となりそうだ。
(2011/07/14 週刊ダイヤモンド別冊「極上中古を探せ!」)
【この記事はPDFでもご確認いただけます】
本格的な「中古の時代」に突入し、今後ますます中古住宅売買が増えると目されるなか、円滑な個人間取引に向け、買う人が安心・安全を確保しながら、金銭的にも有利な条件で取引きできることを目指して生まれた仕組みが、リニュアル仲介。これから中古購入をと考える人は、その内容に着目してほしい。
リニュアル仲介と普通の仲介との違い
不動産という大きな買い物を、一生に何度も経験する人はそう多くない。たいていの人が初めてか、二度目の経験となる。だから「最近はリニュアル仲介という新しい仕組みができた」と聞かされても、何が新しいのかピンとこないかもしれない。
そんなときはまず、一般的な仲介を行う不動産会社が、どんなサービスを提供しているか考えてみよう。たくさんの物件を紹介してくれる……。イメージしてみても、その先のサービスまで想像がつきにくい。
「実はそこが重要なのです。構造がしっかりとして安全・安心が確保された既存(中古)住宅を、安く手に入れ、自由にリフォームして、資産価値を高める。そのためにはいくつものステップアップが必要です」と語るのは、全国に広がるリニュアル仲介ネットワークの本部を務めるエイム代表取締役の西生建氏。
西生氏は日本木造住宅耐震補強事業者協同組合常務理事も務め、日本の住宅建築と流通事情に詳しい。これまで中古取得の広がりの阻害要因であった、費用面、安心・安全面、保証面のネックを一挙に解決する新しい仕組みを考え、整備していった。それがリニュアル仲介だ。
「物件とリフォームの代金をまるごと、住宅ローンでまかなう仕組みです。高金利のリフォームローンを使わずにすむので、求めやすい価格で、耐震改修の上耐震性能を確保し、まるで注文住宅のように自由なリフォームを施した住宅を手に入れやすくなりました」(西生氏)
さらには優遇税制等が受けられる諸手続きを行い、無料建物調査(インスペクション)を実施、瑕疵保険をかけ、完成後も5年間定期点検して、住宅履歴を残していく。
仲介という名は同じでも、手がける仕事んお範囲が極めて広範で手厚いのが、リニュアル仲介の特色なのである。
同じ物件なのに支払総額が少なくなる
リニュアル仲介のメリットは、左図(PDF参照)のようにいくつもあるが、ことに利便性が高く感じられるのは、やはり「購入費用とリフォーム代金の一本化」だろう。
「たとえば2800万円の物件を購入、500万円のリフォームを行うとすると、費用は合計で3300万円。これを住宅ローン(35年、固定金利3.420%)とリフォームローン(10年、固定金利5.475%)の併用でまかなうと、最終的な支払総額は5455万円になります。ところがリニュアル仲介を利用しフラット35S(35年、当初10年は金利1.410%、11年目以降2.410%)を使えば、総額は4548万円。なんと、トータルで907万円も安くなるのです。この差は大きいですよ」(西生氏)
フラット35を利用するには、適合証明などいくつものステップが必要だが、それらをワンストップでまかせられる。そもそも、フラット35が使えそうな物件選びから、適合証明が取れる性能確保に向けたリフォームまで、全面支援してくれるのだ。これは、他に類を見ないサービスといえるだろう。
「おカネの面でも、サービス面も、消費者の方々はリニュアル仲介を知れば、必ず利用したいと思うはず」と西生氏は自信をのぞかせる。
物件自体は、購入者が自分で探してもよく、参加の不動産会社を利用してもいい。押し付けはなく、自由に選べるのも魅力。
物件を打って手数料を得るビジネスモデルではなく、付加価値付きの仲介サービス提供自体を主眼とするのがリニュアル仲介。中古購入の力強い味方となりそうだ。

Posted by 売りたい買いたいネット at 12:00
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