大分市、別府市周辺エリアの中古住宅、売土地、売マンションなどの不動産売買専門ウェブサイト

売り買いネット > お知らせ
売り買いネットについて
お役立ちリンク
メールでのお問い合わせ
お知らせ

2012年03月14日


【福岡で目立ってきている賃貸住宅リノベーション記事です】


福岡市の不動産会社が中古賃貸住宅で、間取りや室内デザインを大幅に変える「リノベーション」に
相次ぎ乗り出している。単なる改装にとどまらず、入居者の好みを反映したり、若者向けに学生による
デザインを採用するなどして顧客獲得を競う。人口増が続く福岡市だが、賃貸住宅の空室率は
約2割と高水準。個性的な改修で魅力を高め、稼働率を引き上げる狙いだ。


不動産管理やビル再生を手掛ける吉原住宅(福岡市、吉原勝己社長)は同市博多区にある築40年を
超えるマンションで、入居者が壁の塗装などを自由に決められるサービスを始めた。改装費は家賃に
上乗せされるが、「オーナーと入居者にとって費用負担の透明性が高い」(吉原住宅)という。
賃貸住宅の改装は一般的に入居者が決まる前に、オーナーと不動産管理会社で決めることがほとんど。
入居者が納得できる住宅を提供して、長く住んでもらう狙いだ。




三好不動産は九州産業大学の学生のデザインで賃貸住宅を改修した(福岡市)



不動産仲介の三好不動産(福岡市、三好修社長)は若者向け物件の改装で、学生による
デザインを取り入れた。九州産業大学と組み、同大工学部住居・インテリア設計学科の学生に
よる室内デザインを採用、内装のほか間取りを変更した。 「リノベーション物件は入居が
決まるのが早いうえ、築年数の経過で下落した家賃を一定額引き上げる効果が期待できる」
(賃貸管理部)といい、改装費は2~2年半で回収する計画だ。

デザイン以外の付加価値を高めようとする動きもある。不動産管理などを手掛ける明治産業
(福岡市、明永喜年社長)は、既存の賃貸住宅に太陽光発電パネルを取り付ける事業に参入した。
廊下などの共用部の電源とするほか、売電収入も期待できる。「入居を検討する顧客に環境に
配慮した物件としてアピールできる」と、オーナーに売り込み、3年後には年間100件程度の施工をめざす。

                             (日経新聞 2012.03.13)


  


Posted by 売りたい買いたいネット at 21:07メディア情報